食品加工を担うカナリーにとって、おいしさと安全・安心をお届けすることは何よりも優先される価値です。
製造過程にはさまざまなリスクがありますが、それを横断的に分析、検証、管理することでこの大切な2つの価値を実現してきました。
プルポグループの加工部門としてカナリーが設立され、35年以上にわたって大きな事故を起こすことなく企業価値を高めることができたことには、日々のたゆまぬ努力の積み重ねがあります。
世界各地の信頼できる取引先から仕入れられる豊富な水産物に対して、豊富な加工技術で対応できることも、「加工量日本一」を誇るカナリーの強みです。
自社で海外現地の前浜物の指導・教育をしている日本の会社は少なく、その意味でプルポグループは珍しい会社です。珍しい分だけオンリーワンの価値があり、その価値に期待する方々がいます。このことを踏まえ、これからもおいしさと安全・安心で皆さまの期待にお応えします。
カナリーが追求する「おいしさ」は、ひとつではありません。タコだけを見ても、関東と関西とでは食文化が大きく異なります。本来であれば加工設備を統一したほうがコストパフォーマンスも高いのですが、カナリーでは国内3工場それぞれで異なるタコの加工を行っています。それぞれの地域で好まれる加工や味付けを研究し、それを商品とすることで、エンドユーザーの皆さまから高い支持をいただいてきました。
「おいしさ」にも多様性あり、このきめ細かい付加価値も、加工部門であるカナリーだけでなくプルポグループ全体の強みです。